夫から守られたい!と思ったことありませんか?
夫から守られたいからこそ、必要以上にに優しくしてしまうし、優しくしていれば愛してもらえると思ってしまいます。
夫に対して従順で、夫を怒らせないよう気を配り、良妻賢母につとめる。
いつも夫の言いなりになっている様子に、周りからは精神的な自立を促されています。
頭ではわかっているものの、どうしても守られたいと感じてしまう瞬間。
ただ守られながら生きるっていうのは別に悪い話じゃないの?
夫も自分を必要としてくれているし、夫は私がいないとダメなの。
夫は私がいないと生きていけないし、私も夫がいないと生きていけないの!とお互い依存している状態。すなわち共依存状態です。
守られたい願望が強い人が、なぜモラハラ夫を引き寄せてしまうのでしょうか。
モラハラってなに?
最近よく聞くようになった言葉ですが
モラハラは、モラル・ハラスメントの略です。
モラル=道徳的、倫理的
ハラスメント=人権侵害、広い意味での嫌がらせという意味があり、モラハラとは「見えない精神的な暴力」のことを言います。
例えば、自分や人に対いての強い物の言い方。モラハラを受けている女性は、私のことを好きだからこそ、守ってくれるからこその言い方だと真剣に思ってしまいます。その他には、理由もなく不機嫌な態度を取ったり、暴言を言ったりと、じわじわ相手を精神的に追い詰めてきます。
あなたの夫は大丈夫?自分ではわかりにくいものですよね。
モラハラ男チェックリストで、夫のモラハラ度を調べてみましょう。
モラハラ男チェックリスト
- 出会った頃はめちゃくちゃ優しかった
- 自分に甘く、他人に厳しい
- 私がやったことに対して文句ばかり言う(料理の味付け・洗濯のたたみ方・掃除のやり方など)
- 自分が悪くても絶対に謝らない
- 「ありがとう」と言ったことがない
- 外面がいい
- 手伝いなど少しでも何かすると褒めてアピール
- ことあるごとに「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ!」と感謝しろアピール
- 反対意見を言うと機嫌が悪くなったり、怒り出したりする
- 毎日不機嫌な顔をしている(口がへの字口)
- 何でも人のせいにする
- 昔の武勇伝や自慢話をよくする
- 妻の体調が悪く家事ができなくても「女は家事すべき」という態度
- 人を見下した話し方をする・暴言を吐く
- 店員への態度が大柄
《結果》
- 0個➡モラハラ心配なし!ステキな夫!
- 1個〜5個➡モラハラ夫予備軍
- 6個〜13個➡モラハラ夫に当たる可能性があります
- 14個〜15個➡モラハラ決定!
夫の強い姿、自分に厳しい姿、そして人に向かっていく姿は、私を守ってくれていたのではなかったの?
もしかしてモラハラ被害を受けている?
モラハラ夫の特徴
「モラハラ男チェックリスト」をやってみて、私の夫はまさにモラハラだ!という方は、ここを読むとなっとくするかもしれません。
①親が厳しい家庭で育った
家庭が厳しく、親からの愛情を与えられず育った幼少期。
そのままの自分を愛してもらえなかったり、ありのままの自分を出すと愛されなかった環境だったりの幼少期。家庭が厳しくて本当の愛を知らない。本当の愛がわからないので、自分が本当に愛せているのかどうかも疑っている。
子供の頃は、駄々こねたり、ワーワー泣いて怒ったりすることを我慢してきた。自分が傷つかないため拗ねたり、意固地になったり、自分を守るために人を攻撃したりする。
親が亭主関白だったので、自分も亭主関白になっている。
いずれにせよ、子供の頃に愛情を受けなかったので、過剰に愛情を求める行動に出やすい。
②プライドが高い・高学歴
大人としては「仕事人」としてのペルソナが出来上がっているが、本性は全然違う。自分より立場の弱い相手、マイノリティな立場の人を見下すなどする傾向がある。
大人として外面は成長し続けるが、中身は子供状態。心無いことを平気で言う。
③外面がいい
職場や友人、親、親戚の前などでは優しく穏やかで外面がいい。そのため「ステキな夫」いうイメージを持っている。これはひたすら可愛がってもらいたい!という欲の塊。人からの評価をもらわないと安心できない。家に帰ってくると、奥さんには傍若無人な態度を取る。
④お金を使ったり、高級なところへ行ったりするのが苦手
会社の接待以外は行かない。奥さんとは高級な飲食店やお店へ行かない。一緒に行ったのは付き合う前や付き合った当初のみ。
自分より立場が上とか、高級、豊かだと感じたら徹底的に攻撃する。飲食店や店員に対して横柄な態度を取るのはその典型。リッチなことをしたり、お金持ちなことをするのはダメ。奥さんを家庭に縛る傾向がある。
⑤コンプレックスを抱えている
職場の同僚や友人などの出世や結婚など、他人の幸せを素直に受け入れることができない。周りが喜んでいることに皮肉を言ったり、できていないところを指摘したりする。コンプレックスの塊なので、人ができてないところを見つけて、時には攻撃し安心する。
モラハラの具体的な行動や言動
①自分の価値観が一番正しい!価値観押しつけ
モラハラ夫は自分の考え方が一番正しい!と絶対の自信を持っています。家庭も含めて自分と違う価値観は全否定!「お前はまちがっている」「こうすべきだ!」あれをしろ!これをしろ!と価値観をおしつけ。
②家事・育児を馬鹿にする
モラハラ夫は、妻のこと、女性のことを見下す。
家事や育児は任せっぱなし。少しでも手伝って欲しいことを言うと「誰のおかげで生活できているんだ!」「誰が稼いできていると思ってるんだ!」が口癖。昭和の男!亭主関白の家庭で育っているとこの傾向が強くなる。
③学歴・職歴・性別などで人を見下す
自分よりできていない人、周りとは違う人など、立場の弱い相手を見つけて攻撃。「〇〇のくせに」「あいつは〇〇だからダメだ」が口癖。
④話しかけても無視する
相手が話しかけても無視をする。自分からは一切話しかけないなど、無言の圧力をかけてくる。話しかけていいのか、こちらが顔色をうかがう。
⑤イライラして物に当たる
自分通りにならなかった時、子供みたいに駄々をこねてものに当たる。物に当たることで相手を威圧する行為。モラハラと同時にDVの可能性もあり。
⑥暴言や人格否定をする
「お前はダメだ」「なにやっても役に立たない」「気が利かない」など暴言を吐く。
自分がいないと失敗ばかりすると思わせ、自分を優位に立とうとする。
これらの行動や言動。
夫から行動を制限されたり、束縛されたり、強い口調で人に話したり姿が、自分を思ってくれているからの自分を守ってくれている行動だと錯覚しがちです。
また自分を見下す物の言い方や、自分の価値観の押し付けをされると、夫はいつも私にアドバイスをくれる、ダメな私を正してくれていると勘違いしてしまいます。それモラハラですよ。
モラハラ夫の対処法
我慢することで夫のモラハラ度アップしますので対処していきましょう!
①アイメッセージで伝える
モラハラ夫に何か要求する時は基本的には「アイメッセージ」を使いましょう。
アイメッセージとは、「私は(Iアイ)」を主語にして伝えるので「アイメッセージ」と言います。相手の行動により、「私(Iアイ)」どう感じるのか伝えることで、相手に配慮しながら自分の主張もできます。
例えば、〇〇すると〜
- 「私は、うれしい」
- 「私は、助かる」
- 「私は、安心する」
- 「私は、悲しい」
- 「私は、さびしい」
- 「私は、心配だ」
自分の感情を伝えながら、相手を尊重しながら柔らかいコミュニケーションが可能となります。
②自分に優しく・自分の心の声に従う
なにか、ふとやりたい!と思った時はやりましょう!
自分の心の声に従いましょう。
もしやりたいことが思い浮かんだ時「え〜!こんなことにお金を使うなんてもったいない!」と感じるかもしれません。でも「いいんだよ〜」と自分を許して、自分に優しくです。
例えば「ホテルでアフタヌーンティーしたい!」と思ったら、心の声に従って行動してみる!ホテルの従業員の方からの最高なサービスを受けましょう!丁寧できめ細かな接客術。自分に優しくしてくれる感覚が戻ってきます。
ハイブランドのラクジュアリーなもの、質のよいものに囲まれると心が満たされ、気持ちが豊かになっていきますよ。
③スピリチュアルを使った対処法
実は今、目の前で起きていることは、潜在意識の記憶、前世の自分の姿が出てきている状態です。問題の本当の原因は、これまで溜め込んできた記憶、自分の中にあるのです。
この問題を強力な心の癒やし術!ホ・オポノポノでクリーニングすることができます。ホ・オポノポノとはハワイで昔から伝わるクリーニング方法です。
「ごめんなさい・許してください・愛しています・ありがとう」
この4つの言葉を唱えることで、潜在意識や前世の記憶に届きクリーニングされ、物事がうまくまわっていくようになります。
【ホ・オポノポノを使ったクリーニング方法】
潜在意識の傷、前世の自分の行いを消すします。
「今の夫の関係、それはすべて私の潜在意識の記憶、前世の記憶が実現したものです。
ごめんなさい・許してください・愛しています・ありがとう」と気持ちが落ち着くまで唱えましょう。
モラハラ夫の行動や言動が変わらない場合は、距離をとったり、逃げることも大切です。
まとめ
モラハラ夫は、男のプライドで強がったり、怒りをぶつけたりなどの態度をしますが、実はふがいない自分を責めている部分も感じられます。決して愛していないというわけではないですが、愛したくても不器用でおかしな方へ行ってしまうケースもあります。
また、結婚前はすごく優しかったのに結婚してから豹変するケースもよく聞きます。
愛を感じる瞬間があるからこそ、「モラハラ」に気づかず、放っておくと状況は悪化していきます。モラハラ夫の行動に恐怖を感じたり、耐えきれなくなったりした時は離れましょう。
離れて相手が気づくこともあります。ご自分に優しくすることも大切ですね。ひとりで抱えるといつのまにか、このままでいいとあきらめたり、私さえ我慢すればいいとなりがちです。だからこそ、信頼できる人に相談することも大切です。