人と人とのお付き合い。出会う人すべて、いい人とは限りませんよね。
- 「あの人は時間にルーズで困る」
- 「融通が効かないから困る」
- 「口ばかりで、全然仕事をしないから困る」
- 「会話をしていると、愚痴や悪口ばかりを言うから困った」
など、このような困った人が1人いるだけでもかなりストレスになりますね。困った人と関わるだけでも精神をやられ、トラウマになることもあります。
- 「私の伝え方が悪かったなぁ」
- 「もう少し対応の仕方を変えよう」
と、自分が至らなかったことを改善するのは大切なことですが、一生懸命やっていても、残念ながら困った人は出てきます。特に、自分が変化し、成長する時には、スピリチュアリストでも助けきれないほど、困ったことをする人が出てくることもあります。
よくゲームをしていて、自分のレベルが上がると、敵のレベルが上がりますよね。それと同じように、自分の魂レベルが上がると、相手の困ったことをしてくるレベルも上がってきます。
今回なぜ困った人が現れるのか、困った人のタイプ別対処法と、困った人をどう成長させたらいいのかについて、スピリチュアル的な視点でお話ししてきます。
なぜ困った人が現れるのか 〜スピリチュアル的観点〜
前世のカルマが形を変えて困った人となった

例えば、前世の自分がお嫁さんに対して
- 「なんで早く子供を産まないんだ!」
- 「お世継ぎを産むように!」
など、妊娠や出産のことを言っていたとします。
すると今世お姑さんが、前世の自分が言っていたように
- 「早く子供の顔が見たい」
- 「男の子を産んで、跡取りを作ってもらわないと」
などと言ってくるのです。
これは、前世の自分が、お姑さんとなって自分の前に現れた状態です。前世の自分が人に言っていたことを、お姑さんが前世の自分と同じようにしている形になります。
このように前世のカルマが形を変えて、自分を困らせる場合。
「自分の中に、このような考え方の自分がいる!」と考え、
「前世の私、出てきてくれてありがとう」と何度も唱えていると、困ったことを言ってくる相手とは、関わらなくてもよい状態になります。
自分と同じ思考のレベル波長の法則

目の前にいる困った人というのは、実は今の自分と思考レベルが同じだったり、自分と同じステージの学びをしていたりします。これは波長の法則と言われます。
波長の法則とは、同じ振動数を持つもの同士が引き寄せられて現実が創造されるということです。この振動数は、普段よく言っている口癖になって現れます。
例えば、普段から愚痴ばかり言っている人には、愚痴ばかり言う困った人が現れるということです。また「この人嫌だな」「あいつは許せない」「こう言う人は来ないでほしい」と思っていると、同じ波長の人が引き寄せられます。
このように、自分と同じ思考レベルの人が目の前に現れた時、
「自分は今、ちょうどいいステージにいるんだ」
「自分も同じレベルなんだな」と自覚し、同じものが引き合ったと気づきましょう。
そして、困った人と同じステージにいると気づいたら
「このステージから卒業しました!ありがとう!」
「同じ土俵から卒業しました」と何度も唱えましょう。
前世のカルマや、同じ思考レベルの波長で出会った困った人たち。
「前世の私出てきてくれてありがとう」
「このステージから卒業しましたありがとう」など、唱え始めた時から状況の変化が始まります。
大体1万回唱えた頃から、困った相手のことが気にならなくなったり、気づいたら相手がいなくなったりするなど、大きく状況が変わり始めます。
困った人タイプ別対処法5選

困った人のタイプを5つに分け、どのように対処をすると、困った人と関わらなくてもよくなるのかご紹介します。
①自分の思い通りにしたい支配者タイプ
親や職場の上司や同僚など、自分の思い通りにならないとすぐに怒ったり、常に上から目線で話してきたりするなど、相手を押さえつけ支配したいタイプです。
この支配者タイプの消し方は「にっこり笑顔」「笑顔のバリア」で対応しましょう。
例えば
「何やってるんですか!」
「それはダメです!」など上から目線ですぐに怒るってきた場合は笑顔のバリア。
にっこり笑って「はい!わかりました!」と返事をしましょう。
すぐに怒る支配者タイプの顔を見るたび、笑顔のバリアで防御波動を出します。
結局のところ、相手は何しても怒るので、それにいちいちのらないということです。
思い通りにしようとする困った支配者タイプは、こちらがニコニコしていると、だんだん相手が穏やかになっていきます。自分の心を穏やかにさせると、笑顔の波動が相手にも感染していきますよ。
②なんでもクレクレ奪うタイプ
自分は何もしないのに
「あれしてください!」
「これしてください!」
「教えてください!」など
とにかく「クレクレ」と欲しがり、人から奪うタイプです。
この「クレクレ」奪うタイプ、実は自分の中にも気づかないうちに「クレクレ」欲しがっていることがあります。
例えば相手の時間、労力も考えず、調べればすぐにわかることでも「教えてください」とお願いすることはありませんか?また「ちょっとお茶しよう」と言いつつ、愚痴を聞いてもらったり、相談にのってもらったりすることはありませんか?言う方は軽いですが、言われる方は重く、時間も労力も奪われますね。
困った相手がなんでもクレクレ奪うタイプと分かったら、
「昔の自分だなぁ。こんなこともあったなぁ。」
「クレクレと何かしてもらうことしか考えていなかったなぁ。」
「欲しがってばかりだったなぁ」と
自分の中にも気づかないうちに「クレクレ」してしまう部分を素直に認め、自分は人に与えていこう!と決意し、どんどん人に与えていると、クレクレタイプの人はいなくなります。
クレクレタイプのもう1つの対処法は「自分のことを大事にする」です。クレクレ奪うのが目の前に現れたというのは、自分を大事にしないで雑に扱っているサインです。
「あれして!」「これして!」と雑に扱われたと感じた時は、ゆっくりご飯を食べたり、自分の持ち物を丁寧に扱ったり、自分の時間を大切にしたりするなど、自分のことを大切に、丁寧に扱ういましょう。すると、雑なクレクレ奪うタイプがいなくなります。
③お前が悪い!理不尽攻撃タイプ!
①の支配者タイプにすごく似ています。
「うまくいかないのは、お前が悪い!」などと、理不尽な理由をつけて攻撃してきます。いろいろ攻撃してくる割に自分はぐずぐずと動きません。
このタイプの困った人は、確実に前世の自分という可能性大です。
「お前が悪い!」と理不尽に攻撃してくるタイプに出会った時は、とにかく自分を守りましょう。この理不尽に攻撃してくる人が怒っていることと、自分の感情を切り離してください。
「この人が怒っているのは自分のせいじゃないよ。」
「この人はこの人。何か理由があっておこっているけど、私が原因じゃないよ。」と
何度も自分に言い聞かせ、自分を守りましょう。すると、気づいたら相手が転勤になったり、病気になったりして、自分と関わらなくても良いようになりますよ。
④なんでも人のせい・環境のせいにするタイプ
なんでも人のせいや職場など環境のせいにして仕事をしなかったり、理由をつけて動かなかったりします。
このタイプも気づかないうちに、自分の中にもいると気づきましょう。
対処法としては、自分の中にもなんでも人のせいや環境のせいにする自分がいると思って、困った人の名前を紙に書きましょう。そして「私の中にいます」「浄化します」「ありがとう」と言い、その紙を破って捨てましょう。すると人のせいにしていた人が、自分の目の前からいなくなったり、職場の部署が変わったりします。
⑤悪口、陰口、いじめタイプ
言われのないことを陰で言っていたり、意地悪をしてきたりするタイプです。この場合は、前世からのカルマという可能性大ですので、自分もこの人と同じように悪口、陰口を言わないと決めましょう!
そして、紙に悪口、陰口、いじめをしてくる人の名前を書き、「出てきてくれてありがとう」と唱え、その紙を破って捨てる浄化すると効果的です。この方法を行うと、職場にいる人の部署が変わったり、学校の場合だと、いじめている人が転校したりします。
ちなみに、言われのないことを言われるなどした時は、自分のステージが出世するサインでもあります。なので「ラッキー」「次のステージに行くよ!」と思ってくださいね。
困ったことをする人をどう幸せに導くか

困ったことをする相手というのは、私たちを成長させてくれるありがたい存在です。相手から理不尽に怒られたり、責められたりした時は、相手は私たちに怒っているのではなく、解消できない怒りが出ている時なのです。
困った人からいろいろ言われると傷つきますよね。でも困った人が、自分にしてくることは、すべて自分の中で起きていることでもあります。
例えば自分が占い師として活動をしている時、お客様から「当たっていない!」と言われることもあることでしょう。「当たっていない!」と批判の言葉は、お客様が言っているようで、実は自分の潜在意識で思っていることなのです。
「当たっていない!」
「これ違う」
「正しくない!」
と批判系の困った人が現れた時は
「怒りがあるんだね」
「私の中に同じ部分があるよ」
「出てきてくれてありがとう」
と心の中で唱え、焦っている自分もよしよしするイメージをしましょう。
具体的には、浄化の布で相手を優しく包み「大丈夫だよ」と体を拭くイメージです。
「相手が変わってほしい」
「まともなこと言ってほしい」
「変なことを言わないでほしい」
という、自分の中にある気持ちも大事にしましょう。
相手が出てきてくれたおかげで、このような自分の本心に気づくことができます。
困った人と関わる上でポイントとなるのが、
- ・相手をいい人に変えようとしない
- ・文句を言わない人にさせようとしない
- ・ちゃんとやらせようとしない
- ・やる気のない人をどうにかしようとしない
など、強制的にさせようとしないことです。
「困った人が行ったこと、すべて私の中にあったので消すからね」
「前世の私ありがとう」「昔の私ありがとう」とこのように唱えて浄化をしましょう。
そして、自分を大事にし、自分を輝かせて、本当に好きなこと、楽しいことをみつけましょう。今日楽しかったこと、嬉しかったこと、1個だけでも見つけ、ノートに書くことを毎日していると、自分が輝き始めます。
まとめ
困った相手にあるのは、全部自分の中にもあります。「ありがとう」と唱えることで、相手の魂も成長しています。そしてご自分の魂のレベルを上げて生き方のレベルも上がっていきますよ。