普段から思っていた、前からなんとなく気付いていた・・・いざ、何か挑戦したり、新しいことをしようとするとグッとブレーキがかかる、あの理由がなんとなくわかってきた。
そう、何か頑張ろうとすると必ず母の顔が浮かんでしまう。認めたくないけれど、もしかして私の母は毒親!?
正月は実家に帰らなくていいほっとしている自分が何よりの証拠、親や親戚にも会わなくてすむ。
最近特に自分の親が重い、親とはあまり話したくないと思う。でも、そんなこと思うのは、悪い娘と思ってしまう自分もいる。
こういう時だからこそ、このモヤモヤした気持ちをスルーせず、ふたをしないで、自分の親子関係を考えてみてもいいかもしれません。
本当の意味で自立できるかできないか、とても大切な時だからです。一人暮らししているから自立している、結婚すれば一人前になれると思っていませんか?
心を軽くして本当の自立ができたら今以上に幸せになれます。
こちらを読んで行くうちに気分が悪くなったりパニックになる人もいるかもしれません。そういう時は無理して読み進めないでください。
私は親の心の中で生きている?
親の呪縛ともいいます。子供の頃から言われて今も影響のある言葉
- こういう子とは付き合っちゃダメ。
- 人に弱みを見せちゃダメ。
- あなたの洋服はお母さんが選んだものを着てればいいの。
- あれ食べちゃだめ、野菜食べないと、、、
- 迷った時は、苦しそうな方または大変な方を選びなさい。
- あなたのことを思って言ってるの。
最近では、
- 結婚はまだ?孫の顔が見たい。
- 独身一人暮らし、気楽でいいわね。
- いつまでそんなことしているの?
- ちゃんと食べてる?お母さんが作りに行ってあげる。
- ○○さんの学歴は?親御さんは何しているの?どんな人?
と、いまだに友達付き合いに首を突っ込む。
このような言葉を聞き続け、日々そのような環境に生きていくと、いつの間にかそういう思考になってしまってしまいます。
こうやって刷り込みされて、どんどん気持ちも行動も親に縛られている状態です。まさに親の呪縛ということです。
親からずっと言われ続けるといつの間にか自分で決めにくくなったり、決断する時、親から言われたことが気になってしまいます。
無意識で親の言ってたことに従って決めていることもあります。
親の呪縛チェックリスト
これって呪縛!。やっぱり?以下のチェックリストにより確信が持てるかもしれません。
- 自己肯定感が低い 私なんて、どうせ、というのが口癖。
- 褒められるとすぐに否定する。
- ついなんでも親に相談してしまう。
- ものごとを決める時、親だったら、、、という気持ちを入れてしまっている。
- 親孝行しないといけないと思っている。
- 親の理想の子供になっていないといけないと思っている。
- あなたは〇〇に決まっているとレッテルを貼られている。
- つきあう人もネガティブなことばかり口にして自分を下げる人が多い。
- 周りから、仲良し親子と言われている。
親の呪縛から解放する具体的な方法
まず親の呪縛から抜け出すにはあまりにも自然と自分の生活や考えに親の考えが擦り込まれすぎて気づかない分、難易度が高いという認識が必要になります。
気がつかないうちに、親の価値観で生きてしまっているからです。
気づく訓練が大事になりますそのためには、親から言われてきた常に「自分なんてダメだめ〜」から「自分はすごい存在なんだ」と思う習慣、つまり、自分の価値を上げる習慣も大事になってきます。そう、セルフイメージをあげていくことです。
セルフイメージとは?
セルフイメージとは、自分に抱いているイメージ(印象)自分のことをどんな人間と思っているか、自分は周りの人からどう見られていそうなのかこれらのことをセルフイメージといいます。
形から入る方法
自分が「親の呪縛から解放されたい」、セルフイメージをあげたいと思ってもなかなか心は切り替えられません。という人も多いと思います。そういう時はすこし行動や環境を変えてみると心も変わってきます。
例えば
- 普段家でお茶を飲むときも、お客様に出すカップやお気に入りのカップで美味しいお茶を丁寧に入れる。
- 誰にも合う予定がなくてもお気に入りの服やジュエリーをつける。キチンとメイクする。
- 高級ホテルのラウンジでお茶をする。丁寧な接客を直接受ける。
私はそれにふさわしい素晴らしい人間だということを納得させることでセルフイメージも上がっていくのです。
つきあう人を変えるまたは人に会わない
どうせ私にはこのくらいの人がお似合いと無意識で自分を下げてくる人を選んでつきあってしまいます。
たとえ、学生時代からの友達でも、批判してきたりネガティヴなことばかり言うなら、距離をおくか、付き合いをやめてもいいくらいです。
こういう時は無理に人と付き合って疲れるよりも好きな本や映画、アニメの世界にどっぷり浸かるのもおすすめです。親から怒られそう、なんて思わないでくださいね。
やらない方がいい行為
彼と別れた、離婚したからとすぐ実家に帰るのは、私は結婚生活もできない出戻り娘。親は帰ってきなさいと言っていたのにご近所の目が気になる。
親戚で離婚している家はないなど、チクチク言われ、さらに自己肯定感が下がってしまいセルフイメージも下がり負のループに陥ってしまいます。
親も年老いて介護するようになり、自分の時間もなくなってしまいます。ここで親の介護は子供の役目と強い責任を抱くことはないのです。
子供が親の介護をしなければならいは刷り込みであり呪縛であり一生抜けられない、抜けにくいと言っても過言ではありません。介護福祉をうまく利用した方が関係性がよくなったという話はよく聞きます。
スピリチュアル世界!親子でもたましいは別
遺伝子は同じかもしれないけれどもたましいは別
親も子供も生まれる前にプログラムしてきた目標人生の道は全く違うのです。つい子供は親と同じ感覚で生きていると錯覚してしまい、親は自分の思い通りにいかないことを恐れています。
親の才能は子供の才能イコールではないのです。子供は生まれる時から既に才能持って生まれてくる、だから親の視点でできていないから、かわいそう。これを勉強しないとやっていけないというのは親の視点です。
このようなカラクリを知っておくとさらに親の呪縛から離れることができます。時間はかかるかもしれません。ですが一つ一つ発見していって手放して、試していくということ子供が進化すれば親も変わっていきます。
私は、子供だけれどもちゃんと1人の個人の人間として人格や生き方や考え方を持っているということを親に見せることです。
あなたが呪縛してくる親を選んで生まれてきた理由
毒になっている親の縛りから抜け出して早く自由な自分を取り戻したい、しんどい、抜け出したい。と感じてるかもしれません。しかし、もしかするとあなたがこの親御さんを選んで生まれてきたという可能性もあるのです。
簡単にかなってはつまらない、あなたの心の底、つまり魂は、よりスリリングな人生を選んで生まれてきたということもあり得るのです。
その証拠として、どこか一所懸命やることがやりがいを感じる、と思うことはありませんか?努力した方がやりがいを感じたり達成感が湧くのです。
この地球、この世を遊園地に例えるなら、もしかするとあなたはスリリングなジェットコースターもしくは難解な迷路が好きで選んでしまったかもしれませんね。
たましいは、すんなり好きなことができてしまってはつまらない、ということです。
なので、この親の縛りから抜け出し本当の自分の価値観本当に自分が望んだもの、考え、生き方を手にすることができたなら、いい親に恵まれてすんなり暮らしてきた人よりも何倍も感動を得ることができることでしょう。
親を子供が選んで生まれてくるという話を聞いたことがあるかもしれません。
願いがなかなか叶えられない困難な親を選ぶことでそこから抜け出したときの感動を味わうためにこの親を選ぶ・・・
つじつまが合うような気がするのは私だけでしょうか?
まとめ
親が心の中にまだ入り込んでいた!コントロールされていたのか!気づくとショックかもしれません。受け入れたくないあなたは悪くないのです。
30年以上親の下で生きてきたのだから仕方ないことです。だからと言って親御さんを恨みなさい。ということではありません。
親御さんこそ、そうやって育ってきたのです。ましてや昭和世代、そしてその親達つまりあなたの祖父母達は戦中を生き抜いてきた人たちです。時代背景も考え方も全く違うのです。
子供が生まれれば親もいきなり完璧な親にさせられるみんな生まれてから、刷り込まれて生きていることは事実です。
それがないと社会では生きていけないので仕方ないのです。
ただ親からの過干渉やネガティブな刷り込みによって自信のなかった自分から「自分で考えて自分で幸せを掴んでいく!」と前向きに変わっていけば親の心の中から脱出し、心も軽く自由に生きていけることでしょう。